【豊胸手術】母乳マッサージをされても大丈夫?豊胸手術と乳腺炎
【豊胸手術】をしたのですが、母乳マッサージをされても大丈夫?
バストアップを目的とした豊胸手術は、生理的食塩水やシリコン、そのほかのインプラントを胸部に埋め込む手術です。
胸部には乳腺の下に埋め込む場合と、大胸筋の下に埋め込む二つの術式がありますが、乳腺の下に埋め込む手術は手触りが自然で手術時間が短いというメリットがあります。
美容整形のクリニックのサイトでは、授乳に問題ないとされていますが、直接乳腺付近にメスがはいりますので、授乳への影響に不安が残ります。
その辺は、手術を受けるときによくクリニックの先生と相談して、手術医の腕を見極めることが必要です。
妊娠、出産したあとは、バスト本来のお仕事、授乳がまっています。
この授乳に関しては、バストは妊娠中の10ヶ月でおどろくべき変化と成長を遂げます。
発達した乳腺は、母乳をつくり、それが乳首の乳管から分泌されるのですが、今まで使われていなかった乳管を開通させたり、溜まった母乳をスムーズに分泌させるために、母乳マッサージの指導が行われます。
手術をうけている人のバストには強い衝撃を受けると破裂するインプラントがあるので、事前にそのことを助産師さんに伝えておきましょう。
母乳マッサージはかなり強い力で行われることもあります。
万一、破裂したら大変ですし、おっぱいをあげることもできなくなってしまいます。
事情を話して加減して母乳マッサージをしてもらうと、バストも楽になり授乳もスムーズになります。
豊胸手術と乳腺炎
若い時にバストアップで、豊胸手術を受けたからといって、妊娠や授乳ができなくなることはありません。
ただ、豊胸手術を受けていない人よりトラブルが起こりやすくなる確率は上がります。
例えば、豊胸手術に使われた素材の安全性、手術の時に乳腺や乳管を損なっているかいないかなど気になりますね。
手術をされていない産婦さんでも良く悩まされるのが、おっぱいの乳腺炎です。
乳腺炎はおっぱいがたくさん出るのにもかかわらず、乳管が詰まってしまっていたりして乳腺が炎症を起こし、乳房が炎症を起こすものです。
ひどくなると乳房はぱんぱんに張って、石のように硬くなり、酷く痛み、発熱します。
母乳マッサージはその予防としての役割もあります。
豊胸手術を受けた方は、この乳腺炎になりやすい傾向があるようです。
また、乳腺炎がおこることによって、カプセル拘縮の症状がでることもあります。
バッグ破損を避けるため、あまり強くマッサージすることができないので、酷い乳腺炎や、乳腺炎を繰り返すようならおっぱいを止める薬を使い、人工ミルクでの育児をすることも考えなければなりません。
出産前からのバストケアで乳腺炎もある程度回避することができますから、助産師さんにアドバイスをもらいましょう。
母乳とミルク、どちらでも赤ちゃんは元気にすくすく育ちます。
あまり深刻にならず、笑顔で育児ができる方法をとりましょう。
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