【豊胸手術】バストアップ手術、授乳に対するデメリットを考えよう
授乳の予定があるのならバストアップ手術はその後で
シリコンや生理的食塩水のバッグをつかった豊胸手術をしても、基本的には、妊娠、授乳に問題はなく安全であるといわれています。
インプラントのバッグを乳腺の下ではなく、大胸筋の下にいれるやり方のほうが、乳腺や乳管を保護できるでしょう。
まず、受けた手術がインプラント挿入の豊胸手術の場合、そのとき仕様されたバッグの安全性について心配がもたれます。
生理的食塩水バッグならば、万一中身が漏れたとしても安全ですが、シリコンバッグのなかでも、一昔前にはやったハイドロジェルバッグやCMCジェルバッグについては注意が必要です。
当時は安全といわれていたのですが、最近はメーカーが自主回収を行い、イギリスやアメリカでも販売禁止にされているようです。
どちらも、経口で摂取しても安全とされている食品添加物や医薬品の成分が入っています。
経口で安全であるから大丈夫だと思われたのものの、実際には、豊胸のインプラントとして、体内で直接組織に触れ、血管に取り込まれるといろいろな不都合が起こってきました。
もちろん普通のシリコンでも漏れたシリコンが母乳に混入してるようなら危ないです。
このようにインプラント自体の安全性がデメリットのひとつです。
妊娠すると授乳のために、バストが大きくなるのはご存じのとおりです。
ホルモンによって急激に成長する乳腺でインプラントが圧迫され、違和感や痛みにつながることがあります。
そのため、妊娠する前に豊胸手術をうけていると、授乳前後のバストの変化に挿入されたバッグが適応しなくなることもあります。
特に、母乳が豊富にでてサイズアップが大きかった方は、断乳するとバストの皮膚が引き延ばされていることと、乳腺のボリュームが減少することによる下垂は避けられません。
豊胸手術をした人は、母乳マッサージがしにくく、人によっては乳腺炎にもなりやすいという傾向もあるようです。
このように、豊胸手術をうけても妊娠、授乳に大きな問題はないといわれていますが、多くの豊胸手術を受けた女性が、妊娠すると同時に思い悩まれています。
その姿をみると、やはり、バッグを使う豊胸手術は妊娠、授乳が終わってからでも遅くないのではないかと考えさせられます。
もちろん、母乳育児をしないで、人工のミルクだけでも赤ちゃんは立派に育ちますから、現在豊胸手術をうけている人も必要以上に思い悩んだり、罪悪感を感じたりしなくてもいいのです。
将来母乳育児がしたいと思っている女性は、このようなデメリットも考慮しておくべきことですね。
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