【豊胸手術】を受ける前に知っておきたいこと

バストアップをめざす豊胸手術のこれまで

初期の豊胸手術は、パラフィンをバストに直接注射するものが主流でしたが、この手術は感染症や胸の組織が堅くなってしまう拘縮、さまざまなリスクがつきまとっていました。

そこで、改善されたのがお腹や太ももの脂肪をとりだしてバストに注入するというアイディアでした。

現在でも自己の脂肪吸引と注入による豊胸手術は存在しています。

しかし当時のやり方は、現在のものよりももっと問題が多く、注入した脂肪の生着率が低いこともあり、定着しなかった脂肪の塊が壊死して大きなしこりや引きつれのもとになりました。

傷跡も酷く、美しいバストを求めた女性たちの期待は大きく裏切られたことでしょう。

その後、シリコンを直接注入する方法が始まりました。

直接注入されたシリコンがバストの定位置にとどまってくれればよかったのですが、これも、バスト以外の場所にシリコンが移動し、バストのみならず全身で炎症や不調を引きおこす事故が多発しました。

そこで、シリコンを袋状にして埋め込む豊胸手術の法法が考えられたのです。

しかし、当時使われた素材が発がん物質があるものだったため、また問題になります。

現在も、豊胸手術としてのインプラントとしてシリコンや生理的食塩水が使われていますが、これらは、そのような問題をクリアした安全な素材でつくられたものです。

 

バストアップ豊胸手術の受診科は

自力でのバストアップは限界だ、なんとしても大きなバストが欲しい、だから豊胸手術を受けてみたいと決断したのなら、まず豊胸手術はどこでできるのか調べてみましょう。

大事なご自分のバストを預けるのですから、後悔しないためにも情報収集は最重要です。

まず、豊胸手術は、麻酔をして、身体にメスをいれる医療行為ですので、エステやサロンなどでは実施できません。

きちんとした医師免許をもった医師がいる病院やクリニックで行われます。

病院では、風邪なら内科、骨折なら整形外科、頭を打ったら脳神経外科、それぞれの受診科が決まってます。

では、バストを大きくしたいという悩みを相談するお医者さんはどの科を受診しにいったらいいのでしょう。

バストのことだからと乳腺外来や、産婦人科だろうかと検討をつけるかもしれませんが、ここでは、豊胸手術はほぼ行われません。

豊胸手術は、大抵は美容整形のクリニックやバストアップを含む脂肪吸引などに特化した個人のクリニックで行われています。

また、バストアップのための豊胸手術は、麻酔や手術助手が必需ですし、目蓋や皺取りなどのプチ整形よりもずっと人手が必要ですから、あまり小さな診療所では行われていないようです。

例外として、乳がんや怪我などで失った乳房を再建する乳房再建手術を行う場合は、形成外科を受診することもあります。

その場合、保険の適応がありますが、シリコンなどインプラントを使う場合は、残念ながら現段階では保険適応外になり、別途費用がかかることがあります。